おいしい葡萄の旅 札幌ドーム vol.3

…思いのほか長くなってしまったけれども、仕方ありません。
だって36曲もあるのだもの。すごいよなぁ。
カラオケであなた36曲フルで歌える?声もがらがらになりますよ。
ほんとすごい体力。相当鍛えてるよねぇ、ストイックに。

さてと本題に入りますよ。
次は懐かしのコーナー。KAMAKURAからの選曲が多かった。
KAMAKURAといえば、苦労して買ったわけですよね。部活でバイトなんてしてるヒマのない高校生のわたしに2枚組アルバムなんて買えるわけもなく、これは親と取引ですよ。なんらかの交換条件(これは成績しかないけども)をClearできたらカンパをお願いするというもので、見事発売日にGETできたはず。あまりの素晴らしい仕上がりに震えた遠い記憶…。わたしYDK(やればできる子)なのよ。普段やらないだけなのよ。

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おいしい葡萄の旅 札幌ドーム vol.2

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しばらく間が空いてしまいましたが。
サボってたわけじゃありませんよ、熟成させてたわけですよ!
LIVE(あ、コンサートか)終わってからもサザン以外聴いてないからね。
今回わたしは、2日間行ったので、2回分書くつもり。
vol.1で友人Sの入院のことに触れたけど(というかそれしか書いてない)、わたしたちは本当にこの「おいしい葡萄の旅」だけを楽しみにここ数か月生きてきたわけだから、もう無理だと思った友人Sが「来れる」だけで、このtourはさらに特別感を増すわけで。
盛り上がっていくぞーーー!(おーー!)←心の声

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おいしい葡萄の旅 札幌ドーム vol.1

まさにこの日を待ちわびて日々を過ごしていたわけで。
友人Sが2日分のチケットを手配してくれ、わたしは車で毎日「葡萄」を聴き込み、セットリストも事前に確認してしまったがゆえ予習にも忙しく、でもそれは徐々に盛り上げていくという自分の未知なる部分でもあり(まさか自分にこんなにハマれるものができるとはツユにも思っていなかった)、それはなんていうか心の充実とでもいいましょうか、兎にも角にも自分でも周りからみてもちょっとおかしく思えるほど、「おいしい葡萄の旅」を楽しみにしていた。

それは1人ではこうはならなかったことは歴然で、同じ度合でハマれた友人Sがいたからこそ、ぐおーー!っとテンションがUPしたのは明らかで。相乗効果?そういう言葉でいいの?まあ一緒にハマれる人がいると、エスカレートしていくという法則は見事実証された。軍ちゃん’Sを見ても、実証。

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我が心のサザンオールスターズ

小学生の頃、子供の目からみても破天荒なバンドが彗星のごとくあらわれた。
親は歌詞が聞き取りにくいことに眉をしかめた。

中学生になり、好きな男の子から「NUDEMAN」のレコードを借りたわたしはまさに体に電流が走り、それ以前のレコードを必死で集め(お金のない中学生には至難の業だった)、46分テープにせっせと録音し、ときには曲の途中で切れながらも(「栞のテーマ」のアオ!ってとこでぶっつり切れる)受験勉強と称し自室に籠り、繰り返し繰り返し、そりゃあもう猿のごとく聴きこんだ。高校生になってからも「ミス・ブランニュー・ディ」など今もすたれていない名曲をじゃんじゃか発表していて、熱は冷めるどころかますます上がり、サザンなくしてわたしすら語れない状態になっていた。

でもだんだんと大人になるにつれ、いろいろなアーティストがどんどん出てきて、彼らは特別な存在には違いないけれど、少しだけ心の奥にしまいこむ時期が増え、アルバムはもちろん買っていたけど中学生のときの情熱は失っていったわけで…。

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